スーパー堤防
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荒川と洪水 スーパー堤防と街づくり 質問コーナー
スーパー堤防Q&A スーパー堤防の整備をすれば・・・?聞いておきたい、あんなこと、こんなこと 質問コーナー

スーパー堤防に関する様々なご質問にお答えします。
Q1 スーパー堤防ってどんな堤防なの? Q8 スーパー堤防には大量の土が使われますが、どうやって確保するのですか?
Q2 スーパー堤防のために土地の買収はしないと聞きましたが、
本当ですか?
Q9 スーパー堤防になっても、整備前と同じ土地利用ができるのですか?なにかしら規制があるのですか?
Q3 私の家はいつスーパー堤防になるのですか? Q10 洪水でスーパー堤防が壊れたり堤防上の土地が浸食された時には、河川管理者が修復してくれるのですか?
Q4 整備区域に住んでいる人は、工事中はどこに住めばいいのでしょう? Q11 スーパー堤防はどの川でも造られているのですか?
また荒川はどこまでスーパー堤防になるのですか?
Q5 荒川では、もうスーパー堤防ができている地域があるのですか? Q12 スーパー堤防は全川が整備されないと機能しないのですか?
Q6 スーパー堤防にすると暮らしや街にどんないいことがあるのですか? Q13 スーパー堤防は地震に強いと聞きましたが、本当ですか?
Q7 川の生態系や流域の自然環境には影響はないんですか? Q14 スーパー堤防はどれくらいの規模の災害まで耐えられるのですか?

Q1 スーパー堤防ってどんな堤防なの?
なぜ必要なの?

A1 スーパー堤防は、堤防の市街地側を、土で造られる幅の広い堤防で、壊れません。そのため、予想を超える大きな洪水による、超水・浸透による、市街地の被害を最小限にすることのできる、堤防です。
また、スーパー堤防事業は、機能性と安全性を兼ね備えた、まちづくりを可能とします。
スーパー堤防の断面図

Q2 スーパー堤防のために土地の買収はしないと聞きましたが、本当ですか?

A2 スーパー堤防事業は、まちづくり整備との一体施工を基本としており、土地区画整理事業等、街側の事業に合わせて共同事業化しており、原則的に用地買収はおこないません。皆様の土地をお借りし、事業が終わったらお返しするので、土地の権利も移りません。 用地買収に関するイメージ図

Q3 私の家はいつスーパー堤防になるのですか?

A3 荒川下流域は全川スーパー堤防の推進を行っていますが、スーパー堤防事業は単独では行えないため、再開発事業等のまちづくりと共に行います。そのため、再開発事業等の調整が整った場所から優先的に行っています。

Q4 整備区域に住んでいる人は、工事中はどこに住めばいいのでしょう?
移転するにも費用かかりますし…。

A4 スーパー堤防とまちづくり事業では、スーパー堤防部分に土を盛り地盤改良をする期間や皆様の新しい土地を造成する期間、別のところで仮住まいをして頂き、整備後に建物を再建し戻ってきて頂くという流れになります。仮住まいにあたっての引越し費用、仮住まい中の家賃等の費用、その他移転に伴う通常の損失は、補償させて頂きます。 仮住まいに関するイメージ図

Q5 荒川では、もうスーパー堤防ができている地域があるのですか?

A5 平成18年3月時点の荒川下流管内では、総事業延長は約58kmあり、そのうち事業中が約6.5km、完成した地区が約2.3kmとなっています。
事業中の地区は6地区あり、次の通りです。
●小松川地区(江戸川区) 約2.4km ●小台一丁目地区(足立区) 約0.7km ●新田地区(足立区) 約1.4km
●北赤羽地区(北区) 約0.5km ●川口地区(川口市) 約1.3km ●戸田公園地区(戸田市) 約0.2km
完成地区は9地区です。

Q6 スーパー堤防にすると暮らしや街にどんないいことがあるのですか?

A6 スーパー堤防のメリットスーパー堤防には次のようなメリットがあります。
(1)水と緑に恵まれた快適なまちづくりができます
  これまでの都市の堤防は、川とまちを区切る大きな壁となっていました。スーパー堤防なら眺望が開け、川辺へのアクセスも便利になり、水と緑に親しめる新しい水辺空間が生まれます。

(2)土地をより有効に利用することができます
  これまでは堤防としてのみ利用していた土地を、公園や緑地・道路などに利用できるほか、地震・火災時等の緊急避難所の確保に利用することができます。

(3)土地の買収をしないで進める事業です
  スーパー堤防は、その上部で通常の土地利用が行えることを前提に盛土する事業であり、完成後は従来通りの土地利用ができるため、用地買収を行う必要がありません。従って、地権者は土地を手放す必要がありません。

(4)都市整備と一体となって進められる事業です
  治水事業とまちづくりを同時に進めることにより、機能性と安全性を兼ね備えた計画的なまちづくりが可能になります。また、一体化となって進めることにより、まちづくりの費用も軽減できます。

(5)建設発生土を有効に利用します
  大都市地域の大規模な施設の建設や地下空間の活用にともなう建設発生土は都市の大きな課題となっています。スーパー堤防は、そうした建設発生土も有効に利用することで問題の解決にも貢献します。

Q7 川の生態系や流域の自然環境には影響はないんですか?

A7 スーパー堤防は、まち側を盛土する事業ですので、河川敷など提外地は現状のままです。 河川敷イメージ写真

Q8 スーパー堤防には大量の土が使われますが、どうやって確保するのですか?

大量の土は、建設発生土を有効に利用し、土の品質は、環境基準等の必要な項目について、安全性を確認し、使用しています。 トラックイメージイラスト

Q9 スーパー堤防になっても、整備前と同じ土地利用ができるのですか?
なにかしら規制があるのですか?

A9 従来の堤防のような河川区域としての厳しい規制はありません。完成したスーパー堤防の上は「高規格堤防特別区域」として堤防整備前と同様に土地を活用していただけます。また、堤防上はなだらかな傾斜がつきますが、土地利用には十分配慮した形状に盛土しますので、普通に家が建てられます。
河川区域の断面図

Q10 洪水でスーパー堤防が壊れたり堤防上の土地が浸食された時には、河川管理者が修復してくれるのですか?

A10 はい。河川法第22条の2「高規格堤防の他人の土地における原状回復措置等」により、スーパー堤防の部分が損傷したり、損傷するおそれがあり河川管理上著しい支障が生ずると認められる場合には、原状回復措置もしくは保全のために必要な地盤の修復等をおこないます。

Q11 スーパー堤防はどの川でも造られているのですか?
また荒川はどこまでスーパー堤防になるのですか?

A11 荒川下流域は全川スーパー堤防を造ります。
国土交通省では、荒川以外にも東京・大阪周辺の5水系6河川(利根川・江戸川・多摩川・淀川・大和川)で
スーパー堤防整備事業をおこなっています。
スーパー堤防整備地区
スーパー堤防整備地区 スーパー堤防整備地区

Q12 スーパー堤防は全川が整備されないと機能しないのですか?

A12 整備が完了した場所は、そこだけでも壊れませんのでご安心ください。また部分的にでもスーパー堤防が整備されれば、防災広場などが設置されたりして、周辺の市街地の安全度も高まります。
スーパー堤防整備後の写真

Q13 スーパー堤防は地震に強いと聞きましたが、本当ですか?

A13 必要に応じて軟弱地盤を改良して耐震対策をしますので、地震による液状化の発生を抑え、堤防の損壊や建物等の倒壊を防ぎます。また、まちづくりによって街の道路なども整備されるため、緊急車両の通行が可能となるなど、火災にも強い安全なまちになります。 耐震対策イメージ図

Q14 スーパー堤防はどれくらいの規模の災害を想定して造られているのですか?

A14 現在の堤防は、200年に1回の確率で発生する規模の洪水から流域を守ることを計画としています。スーパー堤防はその計画を上回る大きな洪水にも、壊れることがないように造られています。
もしスーパー堤防でなければ、荒川の右岸21km地点が破堤した場合、約33兆円もの被害が出ると考えられます。
※はん濫シミュレーションは荒川流域のポータルサイト「ARA」でご覧いただけます。
荒川右岸21km地点が破堤した場合のシュミレーション

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